一生に一度は行ってみたい、アメリカの絶景スポット

一生のうちに一度も行けなくて大丈夫、行った気になれるブログ。イエローストーンをはじめ、アメリカに59箇所ある国立公園を中心とする絶景スポットをご紹介。

【イエローストーン】ワイオミング州イエローストーン国立公園YellowStoneNationalPark一生に一度は行ってみたいアメリカの絶景スポット

 

 アメリカの労働者の日(Labor Day)の連休を利用して、あの有名なイエローストーン国立公園へ行ってきました。

主にワイオミング州に位置しますが、その広さゆえにモンタナ州とアイダホ州にもまたがっています。

  

 今後どんな絶景スポットへ行ったとしても、これ程までの感動はもうできないかもしれない…というのが率直な感想。

 

イエローストーンってどんなとこ?

そもそも、イエローストーンって間欠泉がブシューっと吹き出しているのが有名だけど、恐ろしい噂も聞くし、実際どんな場所で、それ以外に何が見られるのか分からないというアナタに、簡単にその内容と魅力をお伝えいたします。

 

細かいことはいいから、とにかく絶景が見たい!というアナタはこちらの動画をどうぞ↓↓ (心を込めて制作しましたので是非見て行ってください‼︎ブログには貼りきれない絶景多数です。)

 

 

イエローストーンとは(超簡単に)

イエローストーンは1872年3月1日に、世界初の国立公園としてアメリカで認められました。 面積は3,471平方マイル=9,689平方Km、つまり北海道よりひと回り広いのがこのイエローストーン国立公園です。

北アメリカ最大の火山地帯で知られ、様々な地形やバクテリアの有無による熱水泉の色変化、ダイナミックな間欠泉が見所となっています。

また、狩猟によってオオカミが絶滅したことをきっかけにイエローストーン国立公園内の生態系が崩れ、他の小動物の数が激減するなどして、1995年にはカナダから31頭のオオカミを放しました。現在は順調に増え、国立公園内では約100頭が生息しているそう。その生態系を守る目的もあり、基本は犬や猫などの家庭で飼育している動物は同伴禁止とされています。

 

火山だけど大丈夫?

イエローストーンには最古のもので1800万年前の噴火口跡があり、巨大噴火は、約210万年前、約130万年前、約64万年前に過去3回起こったとされています。小規模な噴火はその後も度々みられ、約7万年前まで続きましたが、その後噴火は起きていないとされています。

こうして見ると、約66万年〜80万年に一度巨大噴火が起こっているようですが、『いつ噴火してもおかしくない』という声もあり、さらに近年では観測史上初の大きい地震が発生したり、それの回数も増加傾向にあるようです。しかし、今ところ国立公園の入園規制も特に無く、平常通り観光できるというのが現状です。

何を見られるの?

広い広いイエローストーン、ここは見所や魅力が本当に沢山あります。全てを堪能する為には1週間、有名どころだけでも最低二泊三日は必要と言われています。確かにその通り、私たちは観光時間は合計10時間、一泊二日でここを訪れましたが南部のロウワーループと言われるイエローストーンの半分しか見ることができませんでした。数年後には絶対に北部アッパーループを見に訪れたいです。

 

では、順番にご紹介していきましょう。

 

オールドフェイスフル(Old Faithful)の間欠泉

やはり何と言ってもイエローストーンは”吹き上がる間欠泉”で有名です。70分〜90分に一度、地下に溜まったマグマに熱せられた水蒸気や熱湯が最大50メートルの高さまで吹き上がる様はまさに圧巻です。

時刻はビジターセンターのロビーにて確認することができます。

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Old Faithful
 野生動物があなたの背後に

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バッファロー

マッドボルケーノ(Mud Volcano)を見る為に駐車場を歩いていた時のこと、数メートル横に野生のバッファローが激しくぶつかり合い、呻き声を上げながら喧嘩をしている所に遭遇しました。いくら草食動物とはいえ、巻き込まれたら無傷では済まないはず。

 小国日本から来た身としては、動物を目の当たりにできるシチュエーションと言えば、檻に入れて管理している動物園か、車から眺めるサファリパークか、のどかな牧場くらいのもので、バッファローごときに悲鳴をあげて走り去るアジア系の母と子を見て、現場にいたアメリカ人は笑っている人さえいたのです。こういう時に余裕のある所は、まさに自然と共存するアメリカならでは…。

また、こんなに広いイエローストーンでなぜ渋滞が!?と、先の方に目を凝らすと、マイペースに歩いている野生動物が。ここはクラクションなど鳴らさず、彼らの生活圏に私たちがお邪魔をしている立場で、暖かい目で見守りましょう。

 

カラフルな絶景

イエローストーンと言えば、カラフルな絶景でも有名です。

コバルトブルーの熱泉に、鉄分が熱によって変色してできる黄色いキャンバス、バクテリアによって作られる赤茶の土。

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Midway Geyser Basin

 こちらはウェストサムにあるアビスプール、なんと深さ16メートルだそう。

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West Thumb

 こちらはローワー滝、見る予定ではありませんでしたが誘われるように駐車場に迷い込み、なんとなく山肌を下ること20分…まだ八月の残暑が残る9月初旬と言えど、朝の冷え込みは厳しくダウンジャケットを着ても良いくらいの寒さの中、家族で鼻の頭を赤く染めながら到着した先がこの絶景!!

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ローワー滝の上部より(Lower Falls)

 凄さがお伝えしきれないのが残念ですが、本当に感動しました。

上部リンク先のYOUTUBE動画に、このローワー滝の動画もあるので是非御覧ください。

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ローワー滝(Lower Falls)

本当はまだまだ見所やお伝えしたいことは満載なのですが、なにせ半分しか見られなかったイエローストーン、次回はいつになるかわかりませんが、アッパーループのマンモスホットスプリングやタワーフォールを見に行きたいです。

 

観光マップのご紹介

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イエローストーンマップ

1日目はサウスエントランスから入り、夕方から間欠泉を見たあと、ウェストエントランスから出てすぐの街で一泊し、朝方5時にホテルを出発してローワーループの観光をしました。

 

1日目 夕方着

①オールドウェイスフルの間欠泉 (所要時間:2時間)

 

二日目

②キャニオンビレッジ ローワー滝 (所要時間:40分)

③マッドボルケーノ(所要時間:40分)

④レイクビレッジ(ドライブのみ)

⑤ウェストサム(所要時間:1時間)

⑥ミッドウェイカイザーベイスン(所要時間:1時間)

移動や休憩を含め、10時間で上記のスポットを周りました。

 イエローストーンへ行くなら!便利情報はこちら

様々な地形が集約されたイエローストーン、広大な大自然に囲まれ絶景スポットに感動できる反面、ここはもちろん携帯電話の電波が弱く、ビジターセンターの置かれているスポットであれば、かろうじて通話ができるほどの通信環境です。つまりインターネットは以ての外、目的地の情報検索をその場でできません。イエローストーン国立公園内の地図や簡単な情報は公園入場時にもらえますが、それ以外にも公式アプリがあり、オフラインでもマップ検索や情報検索ができるそう。ぜひ、ダウンロードして置くのも良いかもしれません。

 主人がダウンロードしていましたがすっかり使うことを忘れていた為、使い勝手の保証はできませんが悪しからず。

そして、夏に行ったとしても朝方はものすごい冷え込みになります。サッと防寒できる物を持って行くのがオススメです。そしてご想像の通り、寒いと水蒸気はさらにモクモクのモックモク、せっかくの絶景が湯気で見えにくい場合がありますので、気温が上がってくる頃からがより絶景が綺麗に見えることでしょう。

 

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気温が低い時は湯気が上がりやすい

☆おまけ 

最初に、イエローストーンはペット同伴禁止とお伝えしましたが、我が家はペットを飼っているので、イエローストーン南部から約2時間半ほどのJACKSONという街の「DOG JAX」というペットホテルに預けました。24時間で約50ドルとリーズナブルで、施設もさほど不潔さも無く、次回も利用しようと思っています。(何年後になるかわかりませんが…)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ブログ内の写真だけでは魅力をお伝えしきれないので、ぜひ下記の動画からより美しいイエローストーンを堪能していただければ嬉しいです。